サロン活動報告
 

Tanaクラ-TSK2京大芦生研究林春の第1回山の訓練
2003/4/18〜20
北村 康一

春の山訓練の第1回として、芦生研究林で4月18日夜10時川西池田の集合で行ってきました。メンバーは、田中リーダー、細海、窪岡夫妻、奥田、山下、井野、北村の8人内きのこ協会メンバー3名。キャンプ地についたのは、夜中の1時30分ごろ。テントを張って先ずは、始まりの小宴会。途中で先に仮眠する者もあるも、誰かさんたちは朝の4時ごろまで。しかし、朝は7時前に全員起床し、8時にはいざ出発。期待に胸膨らませての出発でした。ちょっと歩くとフキノトウが目に入り、しばらく歩くとタラの芽がある。「ちょっと小さいが、採ろうか。」「二番芽はだめだよ」あれこれ言いながら結局、目に入ったものは収穫となった次第である。

地蔵峠で一休みをし、コースを決定する。途中より、釣り組(田中、窪岡)と山菜組(他6人)に別れて由良川源流を上流へと上る。
峠を下ると道端にショウジョウバカマ、イワカガミ、各種のスミレ等々とかわいらしい小さな花たちの出迎えを受けた。湿地に入るとイモリが出てきてこんにちは。井野さんは、かわいいといいながら手のひらにのせて見ている。良く見ればかわいい愛くるしい顔をしている。ただし、おなかの赤の毒々しさはいただけない。帰り道では雨も手伝っているわいるわ、湿地の畑では足元にいて踏みそうなくらいだった。

釣り組は由良川の源流を獲物を求めて上り、山菜組はその周辺を山菜を摘みながら上った。わが山菜組の成果は、エンレイソウ、ニリンソウ、そしてたくさんのギボウシと思いきやこれは違うと指摘されてがっくり。「おいしそうなんやけどなー」「このしわしわしているとこで分かる」と言われて泣く泣く捨てる。だけれどキノコは見捨てずに待っていてくれた。エノキダケ、ヒラタケもあり、きのこ汁にありつけそうである。

一方釣り組は、なかなかの釣果の模様である。岩魚の27センチもあり、お寿司がいただけそうだ。みんなが出会ったところで昼休みと休憩をとった。

雨が降り出し止みそうにないのでこのあたりで帰路につくことになった。帰り道夕食のことをあれこれ話ながら、山桜もすみれも「飾りにいいね」といいながら少々いただいた。

ベースキャンプにつくと早速夕食の段取りに入った。やっぱり山のメンバーである。誰が何をすると決めてあるかのごとく各自めいめいに準備に取り掛かる。釣り人は、岩魚と山女の解体。米を研ぐもの。火を焚くもの。そうだビールを冷やさなければ。えーと残雪があるし、雨だから良く冷えるだろう。

シェフ細海氏に今日のメニューを聞く。「岩魚と山女の握り、バッテラ、鯖のなめろうの軍艦巻き、キノコ汁、山菜の天麩羅・・・」喉がごくりとなった。ご飯も炊けてつまみも少しずつ準備ができて、なめろうを海苔巻きにしてちょっと味見。「うんいける」みんな味見をしながら次々に出来上がる料理にさらに期待。まずお寿司を並べて、桜もすみれも入れて飾りつけした。「きれいで旨そう」「早く食べたい」「ちょっと待って」パチリ、いい写真が撮れた。それでは「いただきまーす」「旨い」「いける」「ビールにあうなー」「軍艦巻きも旨い」「ワインにも合うねー」少しお腹が落ち着いたら今度はきのこ汁。エノキにヒラタケ、さっきの岩魚の骨を焼いたのもだしにいれて。「これもいける」満足満足。てんぷらは、どうしよう。もうお腹も膨れたことだし、あしたに楽しみを残すことになりました。なんだかんだでにぎやかに1次会も終了し、一度片付けながらテントの中では2次会の準備へと着々と進み、今度は、骨酒で一杯、3リットルパックのお酒もからになりいつしか夜もふけるのでした。

気がつけば朝。どうしてちゃんと寝ているんだろう。周りを見渡して「昨日は、ご迷惑をおかけいたしました」ペコリ。

今朝は、予想どおり昨日からの雨でした。顔も洗ってぼちぼち朝食の準備にかかる。今朝は、パンにコーヒーと特製オムレツでなかなかのご馳走でした。適当におなかに入ったころに「やっぱり天婦羅ほしいな」「奥田さんよろしくね」「天だねはそろっているし、揚げようか」さらに朝食だかブランチだか分からない食事は続いた。

タラの芽、フキノトウ、エンレイソウ、アザミ、スミレ、ニリンソウ、揚げては食べ、揚げては食べになり「この苦味がいい」「塩味がいいね」なんだかんだ言いながら、桜も揚げるわ、干しえびも揚げるわ、わいわい言いながらいただいた。後片付けも終えたらもうお昼近くになっていた。雨でびしょびしょになって、焚き火で燻されてちょっとこのままでは帰れない。「朽木村の温泉へ寄って帰ろう」一同賛成。温泉できれいさっぱりして、山菜そばを食べ、お土産にさば寿司を買って帰路につくのでした。

 以上で第1回の山の物語は無事終了しました。良く食べ、良く飲んだ会でありました。